先日のブログで、雨の日のルーフィングの様子をご紹介させていただきましたが、その現場の屋根工事が無事完了致しました。
今回は、薄型化粧スレート瓦から、石粒付板金屋根材「フックシングル」に葺き替えさせていただきました。
下の写真をご覧下さい。先日掲載した動画には映っていなかった箇所です。
![薄型化粧スレート瓦の屋根のケラバ部](https://yanerance.oaksjp.com/wp-content/uploads/2022/02/3_S__803115.jpg)
これは、屋根のケラバ部分です。
ケラバとは、切妻屋根や片流れ屋根において、屋根の妻側の端部を表す名称です。
下の図のオレンジ色の部分です。
![ケラバ](https://yanerance.oaksjp.com/wp-content/uploads/2022/02/4_kerabazu-1.jpg)
ケラバは屋根の端部なので、今回、室内に雨漏りはしていませんでしたが、
ケラバ部分の屋根下地がだいぶ傷んでいました。
今回の現場では、既設瓦を撤去したその日の内には、時間の関係で下地補修までできなかったので、一旦全面ルーフィングを貼っておいて、後日改めて補修しました。
![ケラバ部分の屋根下地を補修](https://yanerance.oaksjp.com/wp-content/uploads/2022/02/5_220217_13.jpg)
![腐食していたケラバ部の下地の野地板を新調](https://yanerance.oaksjp.com/wp-content/uploads/2022/02/6_220217_11.jpg)
↑ 腐食していたケラバ部の下地の野地板を新調しました。
![屋根は急勾配](https://yanerance.oaksjp.com/wp-content/uploads/2022/02/7_220217_8.jpg)
↑ 今回の屋根は急勾配だったので、屋根足場に合板を掛けて、その上に材料を置いています。
![棟の役物を取り付ける下地は腐食に強い人工木材を使用](https://yanerance.oaksjp.com/wp-content/uploads/2022/02/8_220217_4.jpg)
↑ 棟の役物を取り付ける下地を取り付けています。
腐食に強い人工木材を使用しています。
![棟の役物の棟包を取り付け、棟包の重なりにはコーキングを打つ](https://yanerance.oaksjp.com/wp-content/uploads/2022/02/9_220217_2.jpg)
↑ 棟の役物の棟包を取り付けているところです。
棟包の重なりにはコーキングを打ちます。
![葺き替え完了](https://yanerance.oaksjp.com/wp-content/uploads/2022/02/10_220217_1.jpg)
↑ 葺き替え完了です。
薄型化粧スレート瓦のリフォームの場合、
- 葺き替え
- 重ね葺き(カバー)
- 塗装
等の工事があり、それぞれにメリット・デメリットがございますが、
今回の様に、屋根下地を補修・新調できるのは、葺き替え工事のメリットの一つです。
薄型化粧スレート瓦のリフォームを検討されている方は、お気軽にお問い合わせ下さい。
現場の状況に応じて、最適なご提案をさせていただきます。
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